多摩川マラソングランプリ New Year フルマラソンの部

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 新春といえばマラソンだろう。

1/1のNewYear駅伝
1/2,3の箱根駅伝。
世間がマラソン一色に染まっているのに走らない理由がない。
さて、実はマラソンというものは高校時代の学校マラソン以外やったことがない。しかもその距離はたったの10km。
そもそも膝に爆弾を抱えていてまともに走れるわけがない。
しかし、やらない理由を並べていても仕方がない。挑戦する事を忘れた人間は死んだ魚みたいな目をしてると言っても過言ではない。
私は人間だ。
常に挑戦し続けなければ。。。

即、エントリー。
与えられた準備期間は約1ヶ月。
週に1回くらいしか練習は出来ないだろうから4,5回くらいしか調整できないのか。。。笑
 
◼︎一ヶ月前(練習1日目)
とりあえず5km走ってみることに。
しかしスタートして1kmで膝が痛み出す。
おいおいマジすか(笑)
「マラソン 膝 痛み」検索ポチー。
原因としては
①ウォーミングアップ不足
②筋肉の柔軟性
③シューズ
④そもそも走り過ぎ
などなど。
 
はっきり言って、『どれも違う』。
フォームだろ!!!
誰かに教わったりできないので、自分なりに調べてみて、初心者でも簡単に直せるところから意識してみた。
①背筋を伸ばす
②目線は下げない
③歩幅は大きすぎず
④太ももの筋肉を意識する
これで少しは良くなるかね!
 
◼︎3週間前(練習2日目)
とりあえず10km走ってみる。
膝の痛み…良し!!!
フォームを意識するだけでここまで変わるものなのか\(^o^)/
しかし5km地点でふくらはぎの筋肉疲労が目立ってくる。
さすがに歩幅が小さすぎたか?
もう少しペースを上げればちょうど良くなるかも。
 
◼︎2週間前(練習3日目)
今回も10km走ることに。
膝の痛みは特に出ず、ふくらはぎの筋肉疲労は8kmあたりで出てくる。
骨盤を動かして太ももの筋肉を意識しながら走ろう。そのためにある程度腕もしっかり振らないと!
 
それから体が冷えてしまう問題も発生。
1km地点:身体が温まり始める
5km地点:汗が出始める
8km地点:汗が乾く
10km地点:体が冷える
当日は冬の朝から走り始めて4時間近く走り続けるわけだから気温の変化も激しい。
しっかりと対策しないと筋肉が固まってパフォーマンスが低下してしまうかも。
 
◼︎1週間前(練習4日目)
例によって10km走る。
今回は膝の痛み、筋肉疲労、体温低下の問題はなく、かつ前半と後半のペースが全く同じだった。
だいぶ調整出来てきたなー!!!
しかし、また新たな問題も。
 
今度は足首が痛み始めた。
よくよく考えたら何百何千回と地面を蹴るわけだから足首が痛くなるのも想像できたはず。
これも本番までに対策を打とう。
 

◼︎当日

午前5時起床。
スポーツマンの朝は早い。
最寄駅の京王多摩川駅までは埼京線と京王線を乗り継いで自宅から約1時間半。
8:20受付終了の10分ほど前に受付をチャチャッと済ましてウォーミングアップ。
10km以上走ったことがないゆえの余裕と不安という矛盾した感情で心が埋め尽くされながらも、冷静にストレッチを続ける。
 
周りでは軽く走ったりストレッチをしたり。
夫婦で参加している人もチラホラ。
全体的に年齢層は高めかな?
 
コースは大会名の通り、多摩川沿いになる。
ハーフマラソンとフルマラソンの2部に分かれていて、フルマラソンの参加者は約400人ほど。
片道10kmオーバーの道を往復する流れになる。
ガチガチの大会ではなく、マラソンを楽しもう!的な雰囲気だから初心者でも安心してエントリーできる。
給水ポイントも片道に4、5箇所ほどあって安心!!!
 
 
以下、大会装備↓
 
・UNDER AMOUR(以下UA) COLDGEAR AMOUR ノベルティLSクルー
 
 
シャツの下に着るアンダーウェア。
これだけで体感温度も上がり、パフォーマンスの向上が図れる。
 
・UA HEATGEAR ランニングシャツ(名前分からん)
 
・UA COLDGEAR  タイツ(名前分からん)
 
 
ランニング用タイツ。
下半身にフィットしてくれるので疲労軽減、回復に有効。
また、筋肉のサポートしてくれるので膝の負担を軽減してくれる。
大事~!
 
 
・UA ALLSEASONGEAR ショーツ(名前分からん)
 
 
・ANCLE SOX (名前分からん)
 
 
ランニング用靴下。
足首を固定してくれるので負担軽減につながる。
 
5本指の靴下なら指の1本1本で地面を蹴る意識が素足に近くなりうんたらかんたら…
 
とりあえず定番のランニング用靴下で!!
42kmを走るわけだから何千回と地面を蹴るわけで、擦れによるダメージは無視できない。
しっかりと専用の靴下を履くことが大事なんです(ง°`ロ°)ง
 
 
・TELVA WATCH
 
 
ペース配分も意識しないと完走できないだろう。
 
 
・addidas ランニングシューズ
 
 
わりと底は浅い。チャレンジランナー用。
普段の練習なら底が厚いシューズを使用した方がいいだろう。
ざっとこんな所だろうか。
開会式を終え、ハーフ組が先にスタートして、その後にフル組がスタートになる。
◼︎9:20
よくやくのスタート。
天気に恵まれ、富士山が顔を覗かせている。
気温は6℃。
最初のうちは人がたまっててダラダラと抜いたり抜かされたりで自分のペースを作るのは難しそう。
そして何より手が寒い。
アンダーウェアのおかげで体は寒くないが手が冷たい。
手袋するんだったなー。。。
次第に自分のペースと周りのペースが同じくらいになり、手も温まってくる。
これからがいよいよ勝負だな!(゜∀。*)
・5km地点 Time 26分
だいたい1kmを5分オーバー。
調子は問題なし。
・10km地点 Time 52分
全く同じペース。いい感じ~(゜∀。*)
・21km地点 Time 1時間52分
未体験ゾーン突入。
15km地点を越えたあたりから急激に足が重くなる。
それでもなんとか1kmを6分ほどで進む。
・31km地点 Time 2時間58分
足が重い、、、
筋肉が悲鳴を上げる(°_°)
次第に目線が下がり、ペースも急激に落ちた所で冷静に考えてみた。
みんな辛いはず!自分だけじゃない!
とにかく目線を上げて、腕をしっかりと振って。
目の前の人に何とかして追いつこう!
もうね、自分との勝負なわけですよ。
止まるも進むも自分次第。
心の強さとも勝負しなきゃならないとは。。。
なんとか1km6分オーバーでクリア。
・40km地点
完全に下半身が終わってる。
太ももの裏の筋肉が攣りそう。というか攣ってる。
立ち止まってストレッチしないと前に進めない。
おまけに気温も15℃くらいまで上がり、体が熱い。
給水を…!!!
空腹のせいか背筋も次第に曲がっていき、必然的に目線も下がる悪循環(°_°)
この頃には1kmを同じペースで走れなくなってる。おそらく7~8分ほど。
・42.195km Time 4時間20分20秒
 
 
 
なんとかゴール。。。
た、達成感…!!!
用意されていたスポドリを飲み流し、バナナをmgmg。
梅干しまでありやがる\(^o^)/
 
 

完走しましたー!!!
自分より20歳近く年上のおばさまに抜かれるという不様な走りだったが…
いや、元気すぎるだろみんな(笑)
想像以上に全身の筋肉が疲労困憊で驚きを隠せないでいる( ˙-˙ )特に太ももの裏。

課題は山ほど。
とりあえず次回は帽子と手袋を用意しよう。。。
前半は手が冷たすぎるし、後半は給水が待ち遠しい。
トイレに行きたくなるから給水は控えめに…なんて考えてる人はむしろ凄いわ。毎回飲んでたけどむしろ足りない。
途中でトイレに行きたくなったけどアレは錯覚だつた(笑)疲れてるから?

それから補給用のジェルか何かあった方がいいな。
練習も距離とスピードをもっと調整していかなければ!

結局左足の小指の付け根部分を痛めてしまった(・_・;
疲れてきてフォームが悪くなって、足に余計な負担が発生して靭帯に炎症が起きてしまったらしい。悪循環!!
マラソン選手ってなぜあんなに速いんだ?
翌日は筋肉痛が経験したことがないほど。
でもマラソン選手ってそんなに足が太いイメージはないし、、、
後でそこの所は調べよう。

まぁでも最後の10kmを1時間で走れていれば4時間は切れたし、しっかりと練習さえしてればタイムは確実に伸びるはず!
それに膝のことばっかり気にしてたけど最後まで膝は爆発しなかったのは嬉しいね!
後は21kmの折り返し地点で筋肉疲労が酷すぎて途中で歩きそうになったけど、結局ペースをあまり落とすことなく走れた自分の心の強さを褒めたい。
まさかこんなにも自分自身の心の強さと勝負しなきゃいけないとは、、、
たくさん考えさせられた1日でした。。。

正しいフォーム、正しい知識をもって練習する事が肝心!
次は4時間切ります宣言(ง°`ロ°)ง
おわり。

 

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