ブレーキいっぱい握りしめて〜
ゆっくり〜ゆっくり〜…
とはいかず、かなりのスピードで下山しました。標高差、約1,300m。
私は割とゆっくりめだったのだろうか、周りの人たちにドンドン追い抜かれていく。
スタート地点である岩木山総合運動公園まで戻ると、地元の方による「津軽蕎麦」の差し入れが振る舞われていました!
例年はカレーらしいけど今年は蕎麦。
下山で震えた体に染み渡る…おいしーーーー!!!!
それから会場のブースで青森の地酒「田酒」が3本セット5,000円で売られていたので
ブースのおじさまに乗せられてついつい購入。
通常なら1本2,000円くらいするワンランク上のお酒がこんなにお得に買えるなんて、、
しかしバイクパッキングの装備で会場に来ていた私としてはこれを持ち帰る手段がないのであった笑
車できている知人に頼んで弘前駅で回収してもらえることになりました!
もつべきものはやはり車ですね!
表彰式では入賞者に賞状と地元の名産品が贈られた。
コスプレ賞もちゃんと公式で表彰されているので遊び心の入ったイベントであることを実感する。
閉会式も無事に終わったので弘前の宿に戻ります!
岩木山チャレンジヒルクライム、最高のイベントでした!!!
そう、「宿」に向かうんですよ。
フフフ、、、翌日は有給をとっているのでもう1日青森を堪能できるんですよ、、、
あれだけ晴れていた岩木山もすでに雲の冠を被ってしまっている。
いやー、ほんとに今年はタイミングが良かったんだなー。
まっすぐ宿に向かおうと思っていたけど、岩木山のすぐ近くにある「岩木山神社」にちょっとだけ寄り道!
白い立派な鳥居が出迎えてくれる。
晴れていれば鳥居から岩木山が望めるそうな。
創設1,200余年の歴史のある神社らしい。
本殿までは大きな杉木立に囲まれた参道を進む。
赤く立派な門が出迎えてくれる。「楼門」と呼ばれるらしい。
∞を描くように茅の輪(ちのわ)をくぐっていく。
そして楼門に向かう階段の両端にいるのがこちらの狛犬。
逆立ちしてるー!!!
こっちの狛犬は石柵にしがみつくように立ってる。
頭を上にした狛犬は金運アップに、逆立ちした狛犬は恋愛運アップにご利益があると言われているそう。
途中で雨が降ってきたのでいそいそと撤退!
いい加減に宿に向かおうとしたけど、今度はグルメスポットを見つけてしまったため、急遽ピットイン!
「ANEKKO直売所 野市里」にてご当地グルメをいただくことに。
でました、嶽きみソフト。
昨日食べた嶽きみの天ぷらが忘れられず、ついつい買ってしまった。
さて、お味の程は、、、、おいしーーー!!!
いやーこれめちゃくちゃコーンの味がしますわ。
ミルク感はあんまりなくて、ひたすら口の中いっぱいにコーンの味が広がる。
逆にコーンすぎて5口目くらいでもう満足してしまったので後は食品ロス撲滅をかざして作業的に食べ切りました()
食べ終わったらいよいよいい加減に宿に向かう。
岩木山に向かうときには長いと思っていた距離も、帰りはあっという間だった。
宿に自転車を置き、お願いしていた田酒を回収!
その後はFRAMEの人たちと弘前市内でアップルパイ巡りをすることに!(まだ食べる)
時刻がすでに17時くらいで、営業終了しているお店が多い中、
タクシーの運転手さんにおすすめを聞いて連れてってもらったのが
昭和の世界に来たような小道の中にある「土手の珈琲屋 万茶ン」というお店。
店内に入ると、おしゃれだけど落ち着いた内装のなか、やたらとガタイのいい若いマスターが1人。
創業90年近いお店らしく、太宰治もコーヒーを楽しんだとか。
席に座るなり頼んだのがケーキセット+太宰ブレンドコーヒー。
出てきたアップルパイが絶景すぎてついつい写真をぱしゃぱしゃしてしまった。食べるまでの時間が長いこと長いこと。
コーヒーも抽出器みたいなのからコップに移していくスタイル!マスターが注いでくれます!
このコーヒーも実においしい、、、店内の雰囲気も良いし、出されたメニューも全部美味しい。
閉店間際ということで店内に人はほとんどおらず、マスターとしばし談笑。
ガタイがいいからラグビーとかやってたのかな?と思って聞いてみたら、
元相撲部らしい。
えぇぇえ!?!?
話もすごく面白いし、気づいたら好きになっていた。自分でもチョロいなと自覚がある。
しっかりと堪能して次のお店に向かう。
しかしまあ時刻も17時を過ぎるとテイクインできるお店はもうほとんどない。
これが弘前、、、これが田舎かぁ、、、
30分近く歩き回ったものの、ようやく見つかったお店はテイクアウトのみ。
しかもアップルパイは売り切れ、、、
ベイクドチーズケーキを買いました。
青森要素はどこいった???
でもこれはこれでおいしーーー!!!!!
やはりケーキ界のキングだよ君は。
チーズケーキの食レポって、なんて言っていいか分からずとても難しい。
甘さもあるけど酸味もあって、いつまでも飽きが来ない絶妙なバランス。
縁のサクサク感と、ケーキ内側のしっとり感も相まって、、、、
と浅い日本語を早口で喋ってるのが容易に想像できますね。
このくらいの表現力だとどのチーズケーキにも同じこと言ってそう()
いいの。私は表現者じゃないの。と自分を甘やかす。
甘いものを食べ、自分を甘やかし、身も心も甘さという木枯らしに包まれた。
その木枯らしが私を“とある場所”へとワープさせる。
はいドン!!!!
創作郷土料理の店 菊富士本店にやってきた。
ケーキ巡り後にFRAMEの人たちと別れて一人で入店。
手前から田酒、豊盃、蔵人と地元名産の日本酒たちを飲み比べていく。
全部おいしーーー!!!!!(雑)
いやでもほんとに美味しいんですよ。
3種飲み比べセットは好きなものをチョイスできるんですけど、正直なにがどんな特徴なのか記載がなかったので適当に選びました。
個人的には蔵人が一番だったかも。
さて、津軽料理をいろいろと食べ比べようと思っていたのだが、
だいたい1品ものが1,000円弱くらいのお値段。
なかなか、、、なかなかですよ奥さん、、、
1品ものは諦め、定食を注文。
定食であれば津軽料理がいい感じに散らばっているのでは???と期待。
どどん!!!
ミニ丼天ぷらそばセット!!!どん!!!
天ぷらにきっと津軽料理が入っているはず、、嶽きみの天ぷらがきっと入っているはず、、、
よだれが溢れて、、、
ん!?ない!?嶽きみの天ぷらが入ってない!?
はい。やらかしました。
まじで全く何にも津軽要素がない定食を頼んでしまいました。
とはいえ、料理人が作った定食だけあって、どれもこれもOISHIーーー!!!!!
特に美味しかったのは茶碗蒸し。中にホタテが入ってて神。
日本酒も定食も全部おいしく頂きました。
ホテルに戻ると君の名は。が放送されててついつい見ちゃった。かわいいよ三葉。
〜〜〜〜〜〜〜
はい、というわけで初めての自転車レースに参加してきた話でした。
レースの結果云々は置いといて、めちゃくちゃ楽しんできました。
ロードバイクに乗るようになってから5年?6年?くらい経つけど、
年に数回ツーリングに行くくらいの低頻度ライダーだからほぼ初心者の気持ちで緊張しながらレースに参加しました。
ヒルクライムレースだったのが良かったのかもしれないですね。
これがロードレースだったり、クリテリウムだったりするとペースもめちゃくちゃ速くなるし、
そのスピードで集団走行しなきゃいけなかったり。
その点ヒルクライムレースは低スピードで自分のペースで走れるから初心者にとってはおすすめかもしれない。
加えて、苦労して登った後には絶景が待っていると思うと、単純に走ること自体が楽しいし。
おまけにどこか地方の大会にエントリーすれば単純に旅行を楽しめるし。
こういったことを踏まえると、チャレンジヒルクライム岩木山は神イベントだと思う。
・ヒルクライムレースだから初心者でも参加しやすい
・年に1度、レースでのみ走行可能
・晴れていれば登った後の絶景は格別
・弘前をしっかりと堪能できる
レース翌日に休みを入れておけばさらに青森を堪能することができる。
そう、私のように。。。
有給を取得し、無敵となった私は翌日に津軽半島をぐるっと一周してこようと思ってます。
その走行記録は次の記事で。
おしまい。