【山梨ポタ】ちょっと自転車で富士山を見に行ってきた その1

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「そうだ、山梨 行こう。」
決まったのは出発の8時間前だった。
10月の三連休は晴れてるところに行こう、そう決めていたはずだったが…まさかの全滅。全国どこを見たって雨雨曇り。
いかん…このままじゃ最悪死ぬ。
暇に暇を持て余し、何度も天気予報を見ていると、日曜日だけが晴れマークになりつつあった。
やはり神様は僕の味方なのね、ふふん。
しかしタイミングが悪い。
1日で何をしろと…。
日帰りライドだとすると1日120kmくらいが限度だろう。
東京〜名古屋キャノンボールはさすがにキツい。
房総半島は…ダメだ午前中雨マークになってる。
伊豆は…いや絶対不可能だ。
…む?
山梨なら距離的にOKじゃないか?
こうして決まった。
実は山梨は一度も行ったことなかったし、ちょうど良かった。
やはり問題となるのは山梨への行き方だろう。
なんせ山梨は山に囲まれてるおかげでアクセスの悪さに定評がある。
Googleマップを開くと、
①秩父方面から
②八王子方面から
③小田原方面から
の3パターンがざっくりとありそう。
山梨と言えば富士山と、それに伴う湖は絶対に外せない。
他にもあるだろう、と「山梨 ツーリング おすすめ」で調べてみると①の秩父方面から入るプランが良さげ(´^ω^`)
早速もろもろ調べてみると、「雁坂トンネル」というのを通らなければならず、これは自転車では通行できない。ふぁっ!!!
そうなると残すところは②と③だが、そもそも東京を走る気など微塵もない。
よって必然的に③となった。
さっそくルートラボで距離に換算してみると、小田原駅から最初の湖である“山中湖”まではおよそ60km。
しかし海抜10mから1000m近く登るわけだからなかなかにしんどそうじゃねーの。
特に後半の30kmで一気に登るらしく、平均斜度はおよそ3〜4%といったところ。
まぁなんとかなるっしょ`,、’`,、’`,、’`,、’`,、(ノ∀︎`)’`,、’`,、’`,、’` ,、’`,、
平地を1時間で20km、山道を10kmとすると、およそ5時間を見ておけば大丈夫だろう。
お昼くらいには帰れるようにしたいから、やはり終電で小田原駅まで行ってそこから自走して山中湖、河口湖を拝み、甲府に向かう途中で西湖と精進湖を眺めるというプランがベストか。
と、まぁざっくりざっくり。
以下、装備。

フル装備に見えるけど、わりと安定したスタイルになりつつある。

問題なのは服装くらいだろう。
富士五湖は標高およそ1000mに位置するため、この時期の気温はだいぶ低い。
明け方には10℃近くまで落ちるそうな。
むーう。秋冬スタイルは本当に難しいねぇ_(:3」∠︎)_
走れば暑いし、止まると寒いし。

というわけで、上半身は
・UNDER ARMOUR HEATGEAR(アンダーウェアみたいな)
・UA ウィンドブレーカー

下半身は
・ハーフパンツ
・UA COLD GEAR(スパッツ)

をベースに、明け方はさらにパーカーを羽織るスタイルで。
これ以上着込むとすぐ暑くなっちゃうし、体を冷やすリスクも高まる。
動けば温まり、止まって冷えたらパーカー、くらいがちょうどいいと思ったし、結果的には少し寒いくらいで耐えられないものではなかった。(´^ω^`)

もちろん、まだまだ改良が必要だけれども。
今回は今あるモノでうまくやれたんじゃないかな?

さぁ、旅の始まりだ。
休日の埼京線の混み具合は果たしてどうだろう?
輪行時に周りへの配慮は欠かせない。
人が少ない時間帯に、なるべく端の車両で。

雲がまだらに配置されている。

少し肌寒い。
風の強い夜だ。
結局新宿まで先頭車両にはほとんど人が乗り込まず、むしろ座れるくらいで拍子抜けだった。
小田急線で1本待ってから先頭には並ぶ。アレだけの荷物を持って後から乗るだけの勇気はないもの。ふふん。
大きめの駅を過ぎると、1車両に10人くらいしか残っていなかった。
聞こえるのは電車の連結部の高音、ブレーキが抜ける音、扉の動く音etc.
『静かすぎやしねーか!?』

自宅から2時間、ようやく小田原駅に到着。

輪行解除。

さぁ、行こうか。

静かな繁華街を行く。

小田原はこれで4度目だ。

これまではただの通過点、今回はスタート地点。
海が近いということで海抜は10mほどだから山中湖まではずっと登り口調なわけで(´^ω^`)
でも思った以上に交通量は少ないし、道は綺麗に舗装されている。
走りやすさニジュウマル。
少し肌寒いくらいだが、案の定走り出したら内側から温まってきた。
秋の夜。最高じゃねーの!
さて、小田原からR255で松田まで行き、R246、R138で山中湖へ行く。
松田までは非常に分かりやすかった(小田原駅周辺で30分くらいさまよったのは除く)。
しかしこのR246がかなり厄介で、隣にバイパスが走っているのだが非常に分かりづらい。
至る所にバイパスへのお口がぽっかりと空いている。

……うっ。

進入禁止とは表示されていないが、どう考えたって自転車が走る場所じゃない所もチラホラ。

やはり夜ということもあってトラックが結構走っている。
まぁこの時間帯だったから車の切れ目で反対車線に渡って引き返す、ということもできたが…。
昼間に走っていたらと思うと半泣きだったことは間違いない。
そんな時は大人しく少し遠回りする。
こんな道を(くらい

向こう側は随分と明るそうじゃねーの!?

まーーーー暗いこと暗いこと。

そして静岡である。

この小山町という所に入ってからグッと斜度が上がる。
随分とコンパクトな町だった。
ここまでの道は色々と点在していたが、ここは一ヶ所に全部集まっている。
役場を外れれば民家しかない(しかも広い
こういったところの何が嫌かって、『犬』ですよ。
飼 い 犬 の 怖 さ:(;゙゚’ω゚’):
熊よけの鈴を付けてるから野生の方はたぶん平気。
ただ、飼い犬となると逆に襲われかねん。
過去そういった体験を幾度となく味わってきた。

そしてついにとらえたぁぁあああぁあ!!!

しかしここからが長かった。
そして斜度もさらにグッと上がった。

わろた。

街灯なんてなくて当たり前みたいな感じで道作るのやめてもらっていいですか?
本日の教訓
『ゴルフ場の横はかなり暗い』
うろたえる程ではないが、地味な登りが続くということでやはり脚にクる。
でもなんだかんだ定期的にコンビニが出現するから、それだけで不安とかもだいぶ無くなる。
神様仏様コンビニ様様なんだよなぁ_( _´ω`)_

いよいよ標高1000mを迎えたところで…

きたーーーー(゚∀゚︎≡゚︎∀゚︎)

やまなしやまなしやまなし(゚∀゚︎≡゚︎∀゚︎)
さぁここからは独せん場だ。
くーだーるーぜー
ぬふふ
なんて思ったら
鹿。
おいマジか?
わりと定期的にこの「鹿注意」が出てくる。
どんなけ…

寒すぎワラエナイ:(;゙゚’ω゚’):

下り終えたところで山中湖が見えてきた。
ふぅ、結局猿1匹と鹿1匹しか遭遇しなかったな()
とりあえずコンビニで体を温めねば・*・:≡︎( ε:)

圧巻のうまさ。

温まったところで少しペダルを踏み…

着いたぁぁぁあああぁあ

ご覧くださいこの絶景。
クラウディwwwwww
天気予報と違うやんけ!!!!

サイクリングロードがあったのでちょっと走ります₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾

つづく。

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