【下北半島一周】3泊4日自転車旅〜準備編

下北半島一周 ロードバイク
スポンサーリンク

“平成最後の夏”

この夏だけで何度この言葉を聞いただろうか。
そう、ついに平成が終わる。つまり今年の夏は平成最後の夏だ。
単に企業戦略と冷めた感じで捉える人もいれば、自分の中の何かを締めくくろうとした人もいただろう。
かくいう私はというと、そういう節目を大事にしたいタイプである。

ひょんなことがきっかけで始めた自転車も、今年の夏で6年目を迎える。あっという間だ…

これまでに走ったところをグルッとしてみると、案外白紙が多いことに気がついた。
“平成最後の夏”、これも1つのきっかけだろう。これまで走ったことのないところに行こうではないか。
当初はしまなみ海道・四国カルスト・阿蘇・高千穂・屋久島を含む超大型の四国・九州ツーリングを計画していた。
が、
6月の大阪府北部地震、
7月の西日本豪雨、記録的猛暑
8〜9月は台風大量発生、北海道胆振東部地震
全国で災害が多すぎる…
夏休みを確保していた9/8〜17も四国九州の天気は雨。
さらには新しい台風が発生し、屋久島に行く頃とちょうど重なる…。
全国の天気図を見てもどこも雨。
今年の夏はダメか…と諦めていたが、直前になって天気予報が変わり、唯一、青森県だけが晴れていた。
青森…(トクン
こうして拡大してみると複雑な形をしている県だ。
特に下北半島は独特だ。
本州最北端である“大間崎”、日本三大霊山である“恐山”、本州最涯の地である“尻屋崎”がある。
前々から行きたいと思っていた。行かなかったのはキッカケがなかったから。
平成最後の夏、唯一の晴れ…
うむ。きっかけとしては十分すぎるくらいだ。
今年の夏は下北半島を走るぞい。
さて、今回活用したのがこちら。

観光ブックのど定番「まっぷる」と、ライダー専用のツーリングマップ「ツーリングマップル」だ。

このツーリングマップル、これまでは行き先での発見とか直感を大事にしたいと思って避けていたものだが、いざ読み込んでみると本当に役に立つ。
道路状況、グルメポイント、景色、温泉などたくさんのことがこの一冊にギュッと詰まっていてプランニングに大いに活躍してくれた。
自転車ツーリングをする上で欠かせないのが
①食料補給地
②宿泊地
③温泉
④グルメ、観光スポット
の4点だろう。
②③④についてはまっぷるとツーリングマップルを参考に決め、食料補給ポイントは

このアプリである程度把握しておく。

コンビニ以外では個人商店という手もあるが、営業時間が未知数だし、ネットで調べるのも億劫ということもあるので、なるべくコンビニチェーン店で済ませたいところ。
以上を踏まえて組んだルートがこちら。
1日目は新青森まで新幹線で移動し、走行距離は少なめで体を慣らす。
2日目は日本三大霊山である恐山を観光。
3日目は本州最北端である大間崎でマグロを食す。
4日目は本州最涯の地である尻屋崎を堪能。
5日目の八戸駅で終了。
との予定でしたが、実際には4日目と5日目がくっついて最長走行距離になりました(笑)
不安なのが2日目の途中でコンビニがなくなる上に、夜の補給ポイントもない。だから当日の夜、翌日の朝、補給分を一気に買い占める必要がある。
足りなかったら……まぁ大丈夫でしょ!(´^ω^`)
以下、今回のツーリング装備↓
◼︎自転車
・フレーム:CANNONDALE CAAD10
・コンポ:SIMANO 105
・ホイール:SIMANO WH-RS11
・タイヤ:Michelin Pro4 Endurance V2(クリンチャータイヤ)
◼︎電子機器類
・フロントライト: CATEYE HL-EL460RC VOLT300
・バックライト:CATEYE TL-LD630-R RAPID3
・サイコン:CATEYE CC-PA100W パドローネ
◼︎バッグ類
・ハンドルバーバッグ:apidura コンパクト 9L
・アクセサリーポケット:apidura 7.5L
・サドルバッグ:apidura コンパクト 11L
・フレームバッグ:apidura スモール 5.5L
・トップチューブバッグ:apidura ラージ 1L
◼︎キャンプ道具
・テント:mont-bel UL ドームシェルター 2型
・マット:mont-bel UL コンフォートシステム エアパッド180
・寝袋:mont-bel アルパインダウンハガー800 #3
◼︎衣類(控え)
・半袖半ズボン×2:UNDER ARMOUR、NIKE
・下着類×2:UNIQLO
・ウィンドブレーカー:UNDER ARMOUR
・パーカー:UNDER ARMOUR COLDGEAR
・タオル:1枚
◼︎身につけているもの
・サコッシュ:mont-bel
・サコッシュ中身①:アメニティー各種(シャンプー、トリートメント、ボディーソープ、オールインワン化粧液、歯ブラシ、歯磨き粉、コンタクト洗浄液、顔拭きシート、ティッシュ、ハンカチ、リップ、日焼け止めクリーム、メガネ、財布)
・サコッシュ中身②:レインコート:mont-bel UL サイクルレインジャケット
・ミラーレス一眼カメラ:SONY α6000
・レンズ常用:TAMURON 高倍率ズーム18-200mm
・レンズ替え:SONY E30mm F3.5mm Macro
・衣類:半袖半ズボン、アームカバー&レッグカバー(パールイズミ)、マルチヘッドウェア(BUFF)、サングラス、サイクリンググローブ(F-TUBAME)

◼︎その他

・輪行袋:OSTRICH L-100
・モバイルバッテリー:Anker PowerCore 20100mAh、カメラ用バッテリー2個、VOLT300用バッテリー1個
・小物類:iPhone X、パンク修理キット、携帯ポンプ
以上。
予報では全日程晴れで、最高/最低気温がおよそ22/12℃といったところ。
うむ。去年の北海道ツーリングとほぼ同じような気候だ。
ということで衣類、装備についてはほとんど考えずに決められた。

例によって宿泊地は道の駅だ。

もちろん、道の駅でテント泊というのはアウトよりのグレーゾーンである。
完全に人のいない営業時間外に設営、日の出とともに跡形もなく出発するのがせめてものルールだろう。
これも去年の北海道ツーリングの経験が活きる。
特筆すべき点があるとしたら、日焼け対策だ。
“自転車乗り”、というと真っ黒に日焼けしたイメージがあるかと思う。
男らしさが云々…なんて言う人もいるが、基本的に紫外線は人体に悪影響しかない。一日中サンサンとした太陽の下を走る立場ならなおさら対策は必須だ。
ということで、
日焼け絶対防ぐマンの図。
肌が露出してる部分を覆ってしまうのが手っ取り早い、ということでアームカバーとレッグカバーを装備。
首回りはこれまではタオルを首に巻いていたが、ダサいっていうのがあり、新しく導入したのがBUFFのマルチヘッドウェア。
蒸れるかな?って心配もあったが、想像以上に通気性が良く紫外線もしっかり防いでくれる。
場合によっては口元も覆えるようなマルチタイプだからこの先きっとめちゃくちゃ重宝すると思う。
おでこへの日焼け止めクリームは日に3回は塗ったぞい。
とまぁこんな感じ。

結果的にはちょいちょい予定外のこともあったが、人の暖かさだったり絶景、グルメを存分に堪能した。

完全燃焼できた最高の夏になった。
そんなわけで次回、実走編(´^ω^`)
タイトルとURLをコピーしました