【秩父ポタ】ちょっと自転車で『あの花』聖地巡礼してきた

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前々から行こう行こうと思っていたけどなかなか動き出せなかった秩父にようやく行ってきた。きっかけは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』、通称 “あの花” を見てしまったからだ。(一日でアニメと劇場版を一気に)

見終わって、涙を拭いて、喉を潤わせて一言。
めんまに会いに行こう。

いわゆる聖地巡礼というやつだ。
最も有名な聖地『旧秩父橋』はやはり夜のうちに見たい。(エンディングの感傷に浸りながら)
それから花火の発射台も見たい。(エンディングの感傷にry)

家から旧秩父橋まで約80km。うむ、自走範囲内だ(?)。
ルートラボで確認すると、後半の30kmはほぼ山道。
夏の朝は明るくなるのが早いから、遅くとも4時には到着したい…となると23時発くらいか。
昼過ぎにはもう帰る支度をするだろうし(翌日仕事です)、なるべく身軽に行こう!リュックなんざ着てられねぇってばよ!!!

まだまだ感動が冷めやまない中、いそいそと準備する。
アニメ→そのまま映画→そのまま聖地巡礼という、驚きの行動力。
秩父は初めて行く土地だ。どんなところなんだろう?
予備情報が画面の中のものしかないが、不安はかけらもない。
早く!めんまに!!会わせろ!!!

いざ、西へ。
まずは東飯能まで一気に走る。
夜とは言え、暑い。じんわりと汗が出てくる。およそ25℃といったところか?さすがに夏の夜だ。
でも真昼間の炎天下の中に比べったらへっちゃらよ。ふふん。
夏は夜に走るのが何もかも都合がいい。交通量も少ないし、暑い日刺しもない。
道中の景色は楽しめないが、これはこれで夜の雰囲気が楽しめたりする。
思っていた以上に道が整備されてて走りやすかったけど、所沢に入るともうダメ。狭い片側一車線がずーーーっと続く。
なんじゃここはぁ!!!ふぁぁぁーーー…うーん、なかなかどうして走りにくいぞ?
そして気づけばこの景色だ。
(暗い)
静かだ。
変速した時の “ガチャンッ” って音、車輪が回る “シャーーーーッ”って音、リズムカルに漏れる息。
星がやべぇ
立ち止まって耳をすますと、遠くの方から虫の鳴き声が聞こえる。隣を流れる高麗川から水の流れる音がする。
そうか…この自然の中に、自分だけが新しい音を加えられるのか。なんという贅沢。
と思っていた矢先ですよ。
走り屋「ブロロロロロロ((((;゚Д゚)))))))パァンパァンパァン((((;゚Д゚)))))))スパパパパパ((((;゚Д゚)))))))ゴォォォオオオオ((((;゚Д゚)))))))キィィィィイイイ」
ぼく「・*・:≡︎( ε:)」

トンネルは決して涼しいものではない、というのがこの日の教訓。
道の真ん中に追い越し禁止のコーン的なものが立ってるので背後から迫る自動車が怖い、、
ご覧の通り、路肩も狭いし、、
トンネルを抜けるてしばらくすると、秩父市街地に到着!
そこからさらに数キロほど走ると、ついに見えてきた。
うぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!

ぁぁぁぁぁ…

ココね!ココだよね!やっぱり!
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込み上げるわぁぁぁ…感動感動さらに感動。
暗いうちに到着して良かった…アニメと一緒の景色だ。
たった1カットのためだけに夜中にスタートしたかいがある。
ほんの数十分で空が明るく。
おぉ、靄がかかってなんとも幻想的ではないか!
これはこれでいい雰囲気だ。
ヒグラシも鳴いてる。
まだ街全体が起きていない。
自然の音だけだ…気持ちが良い。
続いて…

じんたんとあなるの学校!
すげーよリアルに立ってるよ感激だよ:;(∩︎´﹏`∩︎);:

通学路。
普通に学生が通ってると思うとなんだか不思議。

秩父駅。

じんたんが蒸しパン持ってさーくんと待ち合わせしたところね!

ちゅぅ

「心が叫びたがってるんだ」もここ秩父が舞台らしい。(今知った・*・:≡︎( ε:))
街灯の垂幕もそっちにシフトしてるし、若干乗り遅れたな。しかも今日はそっちの限定グッズ販売もあるらしくてオタクたちが集結してた←
でもいいの、また来ればいいの。

秩父線沿い。

そう、1話のアレですね。夏の魔物がこの上を…。
うん、確かにこれは飛び込まざるを得ない。

秩父神社だー!!!

この位置からのこの配置!!!ぼく、テレビで見たことあります!!!
ナイスガッツなあそこ。
何度ここのシーンを見たことか…。
あの花を見る上で絶対に外せない重要なスポットですね!
めんまぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!
ふぅ…。
さぁ、そろそろ例のあそこに行きますか。

ぁぁぁあああああああ(語彙力低下中)

ぁぁぁあああああああ(語彙力低下中)
隠れたい隠れたい隠れたい隠れたい隠れたい隠れたい隠れたいry

絵馬さん。

そう、ここは伝説の『定林寺』。
あぁ…素晴らしすぎる。なんという再現性!
「あー!」とか、「やべー!」しか出てこないくらいに語彙力が低下してる。
もうそれくらい感激。
そんな中、声をかけてくる第一村人発見!
どこから来たの?その自転車速いの?と、いつも通りの質問。
違う、俺が聞きたいのはそれじゃないんだ…。
そしてようやく、
「あの花で来たの?」
キターーーーーー!!!!!!!!
そう!そうなんですよ!!!
あんなの見せられてじっとしてられる訳ないじゃないですか!!!
かくかくしかじかうんぬんかんぬん。
そして

貰ってしもうた。
おぉ、、、なんという手作り感()
というか、あのおじ様はいったい誰だったんだろう。

まあいいか。ひとまず絶対に見ておかなきゃいけないポイントは抑えた。
この時点で朝の5時。
ようやく街が動き出した。
下調べはほぼゼロだったので、ここで活躍していただくのがGoogle先生。
いや〜いつもお世話になりますぅ・*・:≡︎( ε:)

「あの花 聖地巡礼」で検索すると…出てくる出てくる。町全体が総力を挙げてるなぁ。
巡礼マップなるものがあるので、それを頼りにペダルを踏む。
楽しい!!!
いつも通り、右足から。そして左足。
グッ、グッっとリズムカルに加速していく。
あくまでいつも通りなんだけど、ワクワクが止まらない。

本当にあの花の世界観のまま。作品通りというかなんというか、どっちの世界にいるのか分からなくなる。
本当に雰囲気もそのままだし、今にも通りの角からぽっぽあたりなら出てきそうだし()
ほんであそこ。

羊山公園の展望広場から。
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再現しすぎぃぃぃ

秩父市内を一望できる。

盆地だなぁ。

ちょこちょこ作品に映ってた秩父のシンボル、武甲山!
雲がかかっててはっきりとその姿を捉えきれなかったが、荒々しい山肌が見える。
なんでも、石灰岩を採掘する際に削った跡らしい。

さて、まだ周りきれてない巡礼スポットもあるが、最後にどうしても行っておかなければ行けない場所がある。
そう、“発射台” だ。
旧秩父橋からおよそ10kmあり、かつ軽い峠を3つくらい超えなきゃ行けない。
普通の観光客ならまず行かない場所にあるが、ココだけは譲れない。
いざ!

思ってた以上に坂道が急だったのもあって、汗が滝。

とんでもねぇ道を走らせるな。随分と挑発的じゃねーか!!!(道に迷っただけ)

汗、蝉、汗、汗、蝉、汗、汗、汗。
暑すぎる………。
でも楽しい!
そしてようやく…。

きたー!!!!

デケェ!!!まじデケェ!!!
遠くからでもはっきりと伝わる存在感だもの。近くにいて感じずにはいられない。
これで神様にお手紙届けようとした超平和バスターズって何者…。

実写版、僕の夏休みと化してる。
しっかりと焼き付けた!
よし、戻ろうか!
暑い…暑すぎる…

昼間に見るとまた雰囲気違うなー。

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ほんと、誰か出てきそう。

あっ…。
よ、よし、そろそろ何か食べたいな!
その前に風呂!

秩父神社近くのだいます旅館。
汗だくの体を癒させていただきます!
いや〜きもちい。
この世は不確かな事ばかりだが、ツーリング後の温泉は間違いない。
朝一で温泉に入るだなんて贅沢にもほどがあるぜよ。

さっぱりしたところで腹ごしらへに!

そう、ここ八幡屋ではめんまの作った蒸しパンが食べれるという。
そしてめんまの格好したコが作ってくれているという噂が…!!!!
いざ突入!!!

……
普通のおばさんにお金を渡して蒸しパンを購入←

卵の殻は…無し!!!
うわーーー美味い!柔らかいし甘いし!
愛情こもってる感じするし、愛情込めて食べてるから余計にうまい。

お次は…

ほっとすぽっと秩父館。
なんでもデザートが美味いらしい。
が、オタクで溢れかえってて諦めた←

なんかみんなノート持ってスタンプ押しまくってるよ怖いよオタク怖いよ…。
気温もぐんぐん上がる。
基本的に人混みと熱に弱いので決断は早かった。

撤収!!!!
まさか昼前に帰るとは思わなかった。やれやれ。
しかし、今回のポタリングはかなり大満足。日常と非日常が入り混じってすごく不思議な感覚。
やはり“あの花”で秩父へ行くなら8月じゃないとな。
結局のところ、見たい!行きたい!と思った時がいつだって自転車のシーズンなんだと思う。
次は、どこに行こうか。

おわり。
今回の走行距離120km
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