【中部ツーリング】準備編

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峠を越え、霧の中を進み、灼熱の炎天下に耐え。
汗、汗、汗の連続。

こんなにも変化だらけで満足に満足を重ねたツーリングは初めてだったかもしれない。
“充実感”
この言葉しか見当たらない。

金沢から白川郷、乗鞍岳を越え、松本までの道が確かに繋がった。
やりたかった、やってみたかった、なんて言葉はもういらない。
やってやったんだ!!!!

さて、例によって夏休みのツーリング計画を立てていたわけだが、頭の中では完全に北海道しかなかった。
ガイドブックも買ったし、北海道用にいろいろと機材を購入してきた。
しかし、まぁいろいろあるよね。
北海道は断念せざるを得ない状況に。

基本的に涼しいところを走りたいわけで、だったら青森とかにしようかなと何となく考えてた。
そんな時に聞いてしまったんですよ、私は…。

???『夏の白川郷はいいぞ』

白川郷…!!
そうかその手があったか!
実は行ってみたかったけど場所が場所なだけに行けていなかった。(だって山だもん)
白川郷は岐阜県白川村に位置する。急峻な山々に囲まれ、村の96%が山林、農耕地は0.4%という典型的な“アレ”だ。


そんなことは置いておいて、白川郷は世界遺産である。
見てみたい…見てみたくない???

よし、今年の夏は白川郷だ!


まずはこの旅の目標。
それは「絶景を堪能する」こと。
見たい景色、走りたい場所なら山程ある。土日と繋げて勝ちとった5日間でどれを選択し、どれを捨てるか…。

白川郷は岐阜県と石川県の県境にある。だからこそスタートをどこにするかでまず悩む。
大阪、名古屋、上越etc(道は繋がってるんだなぁと実感)。

前日まで悩みに悩んで、最終的には
金沢→白川郷→乗鞍岳→松本→ビーナスライン→軽井沢→草津→渋峠→長野
という峠攻めなプランを立ててしまった。(最終的に松本でストップしたが)
分かる人ならすぐ分かると思うが、かなり変態だと思う…。
絶景堪能わがままプランの出来上がり(´^ω^`)

今回の装備はこちら。

【自転車】
・フレーム:CANONDALE CAAD10
・コンポ:SIMANO 105
・ホイール:SIMANO WH-RS11
・タイヤ:Michelin Pro4 Endurance V2(クリンチャータイヤ)
もともとフロントとリアを交換しながら激安タイヤで走ってきたが、気付いたら3000km超えてた・*・:≡︎( ε:)
さすがに今回の山岳ツーリングを考えて新しいのに替えたよね_( _´ω`)_
【ライト】
・フロントライト1: CATEYE HL-EL460RC VOLT300
・バックライト2:CATEYE TL-LD630-R RAPID3
・サイコン:CATEYE CC-PA100W パドローネ
【バッグ】
・フロントバッグ:mont-bel
・サドルバッグ:apidura コンパクト 11L
・フレームバッグ:apidura スモール 5.5L
・トップチューブバッグ:apidura ラージ 1L
フロントバッグだけモンベルっていうのもダサいけど予算の都合上仕方ないじゃないですか!!!
フロントバッグの中身は、
小物類:パンク修理キット、タオル、ウインドブレーカー、iPhone、ペットボトル(?)
基本的にあまり取り出さないものを中心に。
ペットボトルに関して言うと、実はボトルゲージを忘れてしまった…。
どうしよう。そうだ!フロントバッグにブッ刺そう!!!

ってことで試してみたが、これが意外と便利だった_( _´ω`)_

このスタイルもありかもしれない。
サドルバッグの中身は、
・テント:mont-bel UL ドームシェルター 2型
・マット:mont-bel UL コンフォートシステム エアパッド180
・着替え:半袖半ズボン+下着類をそれぞれ×2
ついにテントを購入!

野宿、卒業しました。

フレームバッグの中身は基本的に食料と飲料。
トップチューブバッグの中身は電子機器。
体に身につけてるものは、
・カメラ:SONY α6000
・レンズ:TAMRON 高倍率ズーム18-200mm
・サコッシュ:mont-bel
カメラはいつも通りたすき掛けスタイル。
邪魔じゃないと言えば嘘になるが、気にしなければ問題ない(日本男児の精神論)。
サコッシュの中身は、
アメニティなど各種:歯ブラシ、化粧水、シャンプー、コンタクト関連、リップ、汗拭きシート、財布etc
レインコート:mont-bel UL サイクルレインジャケット
とにかく身軽にスマートに。
一時はリュックをよく使っていたが、そんな時代はとうに終わったのだよ。
さて、ここまでつらつらと書いていて改めて思ったが、これだけの荷物をあのスタイルで出来ちゃうんだもの。凄いよね。
もちろん軽いものを買えばよりスマートにできるけど、その分だけ確かに“何か”を失うことになる。
結局は使用頻度と求める性能のバランスを考えて機材を選ばないといけないね。
自転車始めたばかりの頃に比べると準備にかける時間が極端に減ってきた。
もうほんと、棚から出すだけ。何が必要かは何となく分かる。
これが経験ってやつですね〜。
アレが必要コレが必要こんなことになったらどうしよう、とアタフタしていたのが懐かしい…。(わりと本気で死にかけたなぁ)
自炊道具は無いにしろ、今回も本格的にキャンプツーリングだ。
時間にも場所にも縛られないフリースタイル。
自由、それはとても気持ちの良いこと。
次回、実装編。