【北海道自転車漂流記】準備編

北海道自転車ツーリング 半周
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9月。

8月は死んだ。
残暑さえも余裕な表情で見守ることができる。
それが9月。
性欲が強い蝉だけが鳴くことを許される。
それが9月。
季節的に中途半端で観光地には暇な年寄りと金の無い大学生が集まる。
それが9月。
言いたいことはたくさんあるが、
とにかく、9月だ。
関東なら残暑。
九州なら普通に暑い。
東北なら涼しさが顔を覗かせる。
なら北海道は…?
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カラッとした晴れ、冷え込む朝晩、爽快な風。

大変良き気候でした。
8月のパリピ感に負けない、9月の最高の過ごし方をまとめておきます。
え?なぜ北海道?
別に大した理由なんてない。スポーツバイクに乗るようになって5年目くらいだが、日本縦断とか◯◯一周とか、そういった挑戦系のツーリングにはほとんど興味が無くなっていた。
気の向くままに、自由に自転車旅がしたかった。
ただそれだけ。
本州ではインフラ整備が進みすぎて山間部くらいしか残っていない。車とか人だとか、そんなものを気にしながら走りたくない。
その点、北海道は別格だ。
広大な大地を、自由に、自分の脚で走り回りたい。
そんな欲望を叶えてくれる、日本に残された唯一のツーリング聖地。
それが北海道だ。
※個人の見解です
旅の目標だとか、時間とか計画とか、そういったものを全て取っ払って自由に自転車旅がしたい。
だから
北海道行きのチケット以外、何も決めなかった。
以前北海道縦断した際は、函館〜稚内を走った。
なら稚内からスタートしよう。
なんとなく海岸沿いを走りつつ、気の向くままに進めばいいかなーって。
目的地もなく、当然ルートもなく、宿泊地も帰りの飛行機も決めずに。
まぁなんとでもなるでしょ’`,、(‘∀`) ‘`,、
不安は無いと言えば嘘だが、それはあくまでリスクを想定すればの話。
だって、最悪ヒッチハイクすればいいわけだし。
(動物系はたぶん助からないと最初から諦めてる’`,、(‘∀`) ‘`,、)
何も心配はいらない。
むしろワクワク感しかねーぞ!!!
そんな自由気ままな北海道漂流記の相棒は以下の通り。
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フレーム:CANNONDALE CAAD10
コンポ:SIMANO 105
ホイール:SIMANO WH-RS11
タイヤ:Michelin Pro4 Endurance V2(クリンチャータイヤ)
フロントライト: CATEYE HL-EL460RC VOLT300
バックライト:CATEYE TL-LD630-R RAPID3
サイコン:CATEYE CC-PA100W パドローネ
※CATEYEの回し者ではありません
ハンドルバーバッグ:apidura コンパクト 9L
アクセサリーポケット:apidura 7.5L
サドルバッグ:apidura コンパクト 11L
フレームバッグ:apidura スモール 5.5L
トップチューブバッグ:apidura ラージ 1L
※apiduraの回し者ではありません
テント:mont-bel UL ドームシェルター 2型
マット:mont-bel UL コンフォートシステム エアパッド180
寝袋:mont-bel アルパインダウンハガー800 #3
※mont-belの回し者ではry
半袖半ズボン×2:UNDER ARMOUR HEATGEAR
ウィンドブレーカー:UNDER ARMOUR
パーカー:UNDER ARMOUR COLDGEAR
※UNDER ARMOURの回しry
身につけているものは
サコッシュ:mont-bel(アメニティー各種:シャンプー、トリートメント、ボディーソープ、歯ブラシ、歯磨き粉、コンタクト洗浄液、顔拭きシート、ティッシュ、ハンカチ、リップ、日焼け止めクリーム、メガネ、財布)
レインコート:mont-bel UL サイクルレインジャケット
ミラーレス一眼カメラ:SONY α6000
レンズ:TAMURON 高倍率ズーム18-200mm
その他
輪行袋:OSTRICH L-100
モバイルバッテリー:BUFFALO
小物類:iPhone6、パンク修理キット、携帯ポンプ、サングラス
以上!
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これを
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こうして
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こうじゃっ!

おぉ、なんとか入った()
やはりウルトラライトギアは凄い。
キャンプツーリングと言えば、キャリアやパニアを取り付けてかなりの重量感が見ているだけでも伝わるが、バイクパッキングはフレームやサドルの空いているスペースを活用し、大型バッグやウルトラライトギアを使うことでこんなにもコンパクトにまとめることができる。
バイクパッキングはいいぞ…旅の可能性が広がる…。
もちろんある程度制限はある。
小柄な人だと自転車自体が小さいから大型バッグを取り付けることができない。
今回、apiduraのコンパクトサイズばかり使っているが、正直それでも自転車にフィットしていない部分もある。
こういったツーリングの場合は、バッグに合った装備をするのではなく、装備に合わせてバッグを選ぶべき。
基本的に私はスマートに旅をしたい人間なので、バイクパッキングのスタイルが大好きなのだがねフフン。

北海道では基本的に半袖半ズボンだった。
最高気温は20℃ちょっと。
とはいえ紫外線も気になるので(女子か( ꒪ д꒪ ⊂︎彡☆︎))Д´)
日焼け止めクリームは日に2回塗りたくった。
アームカバー・レッグカバーを持っていけば良かったのだが、何日も同じものを使いたくないので却下。
結局、服装に関しては100点だった。
朝晩にはウィンドブレーカーを羽織り、冷え込む夜にはパーカーを着る。
テントを張るところは道の駅。
正直、道の駅はアウト寄りのグレーゾーンだ。
“テント設営OK”なんて唄う所がどこにある…???
それに、場所によっては明確に『テント設営禁止』の札もある。
どうせもう会わない人達の目なんて気にする必要はないが、他人に迷惑をかけるのと、ルールを破るのは言語道断だ。
一応確認しておくのがベストだろう。
(いや、本来ならキャンプ場が正解なのだが、、、)
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テントはmont-belのUL ドームシェルタ2型。
あくまでシェルターであってテントではないらしいが、素人からしたら立派にテントだ。
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明方は気温が10℃近くまで落ち込むらしい。

寝袋がないと下手したら下手するやつ( ˙-˙ )
東北ツーリング以来のmont-belのアルパインダウンハガー#3の登場。
寝袋の下にはmont-belのエアマットを使用。
硬い地面で寝るのはスマートじゃない(´^ω^`)
空気入れるだけで快適な睡眠が約束されるのなら使わないわけがない。
(ただし寝返りは打ちづらい模様。マットから出ちゃう。)
一応、夜(21時以降)に設営して、5時には撤去していた。
グレーゾーンなので施設の方が来る前には痕跡を残さずに立ち去るのが最低限のルールだろう。
体に身につけているものはサコッシュとミラーレスのみ。
サコッシュは財布とかティッシュとかすぐに取り出すようなものを。
ミラーレスは背負ってペダルを回すスタイル。
もう随分とこのスタイルで、すっかり落ち着いてしまった。
ミラーレスを背負うのはカメラ好きから言わせれば言語道断(振動とか取り扱い環境とか)らしいが、今のところ全く問題なし!(さすが世界のSONY)
スマートな自転車旅にリュックなんて使ってられねーぞ(´^ω^`)
そんなこんなで、装備の選定とか準備とかで1時間ほど。
過去の自転車旅で知識も経験も少しずつだが溜まってきている。
コレが正解なのかなんて分からないし、他にもっといい手段とか道具とかあるかもしれない。
ネットでなんでも調べられる時代だからこそ、逆に自分自身で色々と試行錯誤を繰り返していくのが趣味の醍醐味だと思ってる。
北海道のグルメ、絶景、文化、歴史。
あんまり分からないや。
だって、調べてないもの。
“探求心”
に素直に、いざ北海道へ。
次回、実走編。
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