【東北縦断】そうだ 青森、行こう 5日目(弘前-青森)

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◼︎7:30
遅めの起床。今までは日の出と共に目覚めていたからこんなにもゆっくりと起きたことに少しだけ罪悪感を覚える。
すき家で朝ごはんを食べ、いざ出発。

東北ツーリング最終日。

最終目的地の青森港まではおよそ40kmほど。
実際、その気になれば2時間で到着してしまうわけで、だったら青森県内の有名観光地を巡ろう!ってことで足を進める(✿︎´ ꒳ ` )♡︎

まずは弘前城!

桜並木が出迎えてくれる。

寿命が60~80年と言われるソメイヨシノだが、園内には樹齢100年を超えるものが300本以上あるらしい…
日本最古のソメイヨシノが園内にあり、日本一の桜の名所とまで呼ばれ、GWに行われる桜祭りには200万人を超える人が訪れるんだって~( ´ ▽ ` )ノ
この時期だと紅葉には早く、言ってしまえば凄く微妙な時期に来てしまった( ˙-˙ )
お、

天守閣!!!

今かなりホットな観光スポット。
何を隠そう、現存12天守の一つだ。
弘前城は弘前藩初代藩主・津軽為信により建築が計画され、2代藩主・信枚により1611年に完成した。
 
何が熱いかと言うと、弘前城が100年ぶりに動く。
なぜ動かす必要があるのか、その答えは石垣にある。
天守閣を下から支えている石垣が外側に膨らむ「はらみ」が見られ、大地震が起きた時に崩落する危険性があると指摘されている。
 
そのため石垣を修理する必要が出てきたのだが、上に乗っているのは高さ14.4m、総重量約400トンの3層からなる天守。
 
そこで“曳家”と呼ばれる技術を用いて天守を移動させる。
古くはピラミッドなどの建造物を移動させる際に使われた技術だ。
建造物を“解体することなく”別の場所に移動させることが出来る。
移動って簡単に言うが、あの巨漢を動かすってかなり大変な事だけは分かる。
実際、曳家を行うのは江戸時代に1度行われただけで、今回が100年ぶり2回目。
激アツぅぅぅ!!!!

ここに移動させる。

観光客が何十人も集まって天守を引っ張ってる映像を見たことがあればイメージがつくはず。

先は長そうだ、、、笑

岩木山。

東北でよく見かけるアイス売りのおばちゃん。

噂には聞いたことあったが初体験。

さて、次の観光地へ。

路面が綺麗でスピードが乗る⑅◡̈*
ペダルに加えた力が素直に推進力に変わる感じ。
エネルギーの損失が少なくて済むから効率がいいね。
◼︎10:30

田舎館村役場。

ここでは田んぼアートを見ることができる。
1993年から町おこしの一環で行われている。
今年のテーマは、、、
「風と共に去りぬ」

SUGEEEEEEEEE!!!!!

稲の種類だけでここまで色の差が出るものなのか!?(〃゚口゚)!?
漢字も一画一画細かく再現されてて圧倒される。

田んぼアートは二つの会場で行われている。

家族連れがたくさん( ¨̮ )❥︎❥︎

すたーうぉぉぉおおおおおおず!!!!

こまかすぎぃぃいいいいwww

食と宇宙の次世代型ハイブリットアート!?(〃゚口゚)!?

こっちには高倉健(゚o゚;;

全部小石の濃淡で作られてる…

田んぼアートには年間25万人の来場者が押し寄せる。
なお、このあと収穫されるらしい。
青森と言えばりんご!!!
赤くなり始めてるね✨

さぁ、国道7号線で青森へ。

残り24km!

ここら辺はわりと上り坂が多め。

そして北上してついにガイドライン出現。

◼︎14:00

三内丸山遺跡。

歴史の教科書で見たことあるやつね⑅◡̈*

無料です。年齢層は高め。

三内丸山遺跡は何を隠そう日本最大級の縄文集落跡である。
約1万6500年前~約3000年前(長い)に値する縄文時代の中で、ここは約5500年前~約4000年前に定住生活が営まれていたとされている。
1500年間もこの村で生活していた!?
そんなはずはないだろーΣ(,,゚∀゚︎,,;)
土器の年代を調べると、始まりから終わりまでを繋げて1500年になる、ということ。
あくまで毎日人々が生活していたのではなく、人が住まなくなった時期もあるはず。
とはいえ歴史を感じずにはいられない₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾

竪穴式住居。

中はこんな感じ。

地元の小学生が作ったらしく、子供達の名前が書いてある。

これ全部手作り₍ↂ⃙⃙⃚⃛︎_ↂ⃙⃙⃚⃛︎₎

竪穴式って言ってもいろいろ種類があるのね!
入り口は狭いけど中は意外と広いΣ(,,゚∀゚︎,,;)

こっちは掘立柱(ほったてばしら)建物跡。

地面に穴を掘って、直接柱を建てただけの簡易的すぎる建物。

まぁ当時は植物を使った屋根だから軽いし、これだけでも十分な強度が得られたらしいけども、、、
観光客「ここなら住める。」
!?(〃゚口゚)!?

大型竪穴式住居。見たことあるやつ!

長さ32m、幅10mのビッグサイズ!

そしてこいつ。

デカイ。

その高さは14.7m。
佐賀県の吉野ケ里遺跡(弥生時代)の物見やぐらを2mも上回る3層構造の高床式の建物として復元された。
こいつは「建物説」と「非建物説」の真逆な2つの説が提唱され、物見やぐら、神殿、灯台、ウッドサークルなど様々な案が上がったが、いまだその用途を特定できていない。
少なくとも分かっているのは、直径約1mのクリ材が深さ2mの穴に4.2mの等間隔に配置されていた事だけである。
そして復元にあたり、屋根付きの高さ20mの高層建築の可能性が宣伝されたが、「非建物説」を考慮して屋根無し14.7mの中途半端な感じで復元された。

木の組み方と植物だけで骨格を作っていただなんて、、、

どれだけの人が関わって作ったのだろうか。

かつてこのアングルから写真を撮った人はいるのだろうか?

さぁ、観光も終わったところで海を目指しますか!
残り5km。av30km/hオーバーで駆け抜ける。
◼︎15:00

津軽海峡フェリーターミナル。

ついにたどり着いたでっ!
1ヶ月ぶりだ。

到着~!!

(このまま北海道行きたさ)

なかなかに汚れてるね。

5日間ありがとう。帰ったら洗車してあげなきゃ(✿︎´ ꒳ ` )
潮風をたっぷりと浴びたらいよいよ帰宅だ!
新青森駅に向かうよ。

◼︎15:30

新青森駅着弾。

またこの景色を見るとは、、、

輪行の準備してお土産を購入。
たくさんあるね!りんごのお菓子とか漬物とか。
試食できるものは試食しちゃったŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
新幹線のチケットもなんとか購入。
さすがにシルバーウィーク最終日だけあってもう指定席のチケットは当日分全部売り切れ、、、
まぁ座るつもりもなかったから立ちでいいんだけどね!

いざ大宮へ。

そういえばりんご食べてなかったんご

新幹線から見える景色。

文明開化の恩恵にあやかってるなう。

3時間ほどで大宮到着。

埼玉~青森、東北ツーリング完走です。
特に大きなトラブルもなく、エキサイティングなツーリングになりましたね。
初めてのバイクパッキングということもあってか、なかなか不慣れな事もあったけれども。
美味いもの食って綺麗な景色を眺め、全身で東北を感じる事ができたのは非常にいい経験になりました。
「東北は仙台と田んぼと山しかない」
これに尽きるね!
今度はゆっくりと回ってみたいですw
自転車を始めて2年間で行ったところを塗ってみた↓

そう、ついに北海道から鹿児島までの道が繋がった!
3年目はどこに行こうか?
四国?北陸?まだまだ未開の地が残ってるからね。
5日目(弘前市-青森市)
走行時間2:39:01
走行距離59.10km
平均速度22.3km/h
最高速度42.5km/h
総距離770km