ツーリングにおいて欠かせないものの1つがライトだ。
ライトがなければ夜の路面を照らすことはできないし、車にも気づいてもらえない。もっと言えば日本じゃ無灯火運転は犯罪になる。
まぁそんな人のことなんか考えても仕方ないね!
Σ(,,゚∀゚︎,,;)
とりあえずライトについて調べたことと経験からツラツラと書き綴っていこうかしら(੭˙꒳˙)੭
当たり前だが、スポーツバイクにライトはついてないのですよ、えぇ。
それなんで購入して自転車に取り付けなければならない。
じゃあいったいどんなライトを買えばいいの?
って所が肝心( •̀∀︎•́ )✧︎
着目すべき所はおそらく3つのポイントに分かれると思う。
①大きさ
②明るさ
③電源
①大きさ
ハブに取り付ける場合は除いて、大多数の人はハンドルにライトを取り付けているはず。
そうなってくると大きさというのは重要なポイントになるだろう。
まぁ小さい方がいいよね!( •̀∀︎•́ )✧︎
あんまりハンドル周りがごちゃごちゃしてると嫌だし。
②明るさ
もっとも大事なポイントだ!
なんてったって路面が見えなきゃ走れないんだもの(笑)
よく「何百メートル先も明るく照らします!!」みたいな宣伝文句があるけど、まったく客観的じゃないよね。
数値で示してくれよ!(◎_◎;)
でも実際に自転車屋に行くと「○○ルーメン」、「○○カンデラ」などなど単位がバラバラでどれがどのくらい明るいの???(´Д`|||)
ってなる。
ここで単位について考える。
明るさの単位としては
「カンデラ(cd)」
「ルーメン(lm)」
「ルクス(lx)」
の3つが主に使われている。
(a)カンデラ (光度)
カンデラとは、
「放射強度683分の1ワット毎ステラジアンで540テラヘルツの単色光を放射する光源のその放射の方向における光度」
と定義されている。
…
分かるわけないだろーーー!!!Σ(,,゚∀゚︎,,;)
ざっくり言うと、ある方向への光の強さって感じ。
アバウト!
(b)ルーメン (光束)
ルーメンとは、
「1カンデラの光源から1ステラジアン内に放射される光束」
と定義されている。
さっそくカンデラが使われてるぅぅぅ:;(∩︎´﹏`∩︎);:
ようするに全体の光の量ってイメージ。
(c)ルクス (照度)
ルクスとは、
「1㎡の面が1lmの光束で照らされるときの照度」
と定義されている。
つまり照らされた場所の明るさと思えばいいだろう。
単位としては lx = lm/㎡ となる。
まぁこの単位を使ってるメーカーはほぼいないと思う☻
…
……
つまりどういうことだってばよ???
先に結論から言うと、1つの単位でしか表記されていないライトは買ってみないとその性能が分からないんですよ!(◎_◎;)
まじっすか!!!!
カンデラとルーメンの相関を考えると分かりやすい。
「1ルーメンは何カンデラ?」
まずカンデラ(cd)という単位に着目すると、
1cd = 1 lm/sr と別に表現することが出来る。
ここでsr(ステラジアン)は立体角ωの単位である。
通常、角というのは平面上のものを意識すると思うが、立体角は、空間上の同一の点(角の頂点)から出る半直線が動いてつくる錐面によって区切られた部分をいい、この錐面の開き具合を角度という。
1ステラジアンは、球の半径rの平方(球の半径を一辺の長さとする正方形)と等しい面積の球面上の部分aの、中心に対する立体角[sr]と定義される。
すなわち、[sr]= a / r^2
となる。
この定義に当てはめると、全球(面積4πr^2)は4πステラジアン、半球は2πステラジアンとなる。
これを式に直すと、半頂角θの円錐の立体角ωは
ω = 2π(1-cosθ)
となる。
※途中計算は省略。積分が絡んでくる(^_-)-☆
ω = 2π(1-cosθ)
となる。
※途中計算は省略。積分が絡んでくる(^_-)-☆
1cdの理想点光源は、全立体角(四方八方)に放射されるため、空間全体に放射される光束は
4π[sr]×1[lm/sr]= 4π[lm]
となる。
従って1cd = 4π lmである。
しかし、これはあくまで光源が全立体角の場合であることを忘れてはいけない。
実際の自転車のライトは立体角は四方八方ではない。
すなわち、立体角が分からないと何ルーメンなのかが分からないということだ。
例えば400cdのライトでも照射角が30°だと、その光束は86 lmとなり、
照射角が90°だと、その光束は736 lmとなる。
同じ懐中電灯でも絞りを強くすれば明るくなるし、絞りを弱くすると全体的にボヤっとするようなイメージ。
照射角が90°だと、その光束は736 lmとなる。
同じ懐中電灯でも絞りを強くすれば明るくなるし、絞りを弱くすると全体的にボヤっとするようなイメージ。
ゆえに、ここで最初に戻るが (ようやくw)
一つの単位でしか表記されていないライトは、その性能は実際に体験してみないと分からないのよ(・´з`・)
一つの単位でしか表記されていないライトは、その性能は実際に体験してみないと分からないのよ(・´з`・)
これはあくまで主観的な意見だが、○○ルーメンと表記されてるやつは安心して買っていいと思う。
○○カンデラと表記されてるやつは光束が小さいので、数字が大きくなるカンデラを使ってるように思ってしまう。。。
○○カンデラと表記されてるやつは光束が小さいので、数字が大きくなるカンデラを使ってるように思ってしまう。。。
そうすると路面全体を照らすことはできないから夜道を走るには不十分じゃないかな~?(゜_゜)
明るさの目安としては諸説あり、実体験と周りの意見を考慮すると、最低でも100ルーメンは欲しい。
100ルーメンあれば街頭が少ない所でもけっこう明るい。
街頭がほとんどないようなところだと200ルーメンは欲しいところ。
私が使っていたCATEYE HL-EL140は400カンデラしかない。
明るさの目安としては諸説あり、実体験と周りの意見を考慮すると、最低でも100ルーメンは欲しい。
100ルーメンあれば街頭が少ない所でもけっこう明るい。
街頭がほとんどないようなところだと200ルーメンは欲しいところ。
私が使っていたCATEYE HL-EL140は400カンデラしかない。
これは道路交通法で定められた規定をぎりぎりクリアしてるレベル。明るい町中くらいでしか機能しない。
③電源
自転車のライトの最大の欠点は発電が出来ないということだ。
(ママチャリのハブ発電機とダイナモ発電機は除く)
そこで使われているのが
(a)電池式
(b)充電式
の2つである。
(a)電池式
その名の通り電池を入れれば光ります。一般的なライトはほとんどこのタイプ。
〈メリット〉
・安い
・商品数が豊富
・電池はどこにでも売ってる
〈デメリット〉
・デカい
・重い
・電池の交換回数が多い
・あんまり明るくない
(b)充電式
その名の通り充電式のバッテリーを電源としている。ここ最近使用ユーザーがかなり増えている。
〈メリット〉
・軽い
・小さい
・明るい
〈デメリット〉
・高い高い高すぎぃぃぃいいい
・選択肢が限られている
・バッテリーが切れたら終了
・壊れたり盗まれたりするとショックがデカい
どちらのタイプがいいのかは使用目的によって異なる。
例えば街乗りしかしない人だったら電池式でいいと思う。街中なんて街灯ばっかりだからそこまで明るくなくても問題ない。
ツーリングする人にとっても電池式は都合がいい。
充電式だとバッテリーが切れたら終了してしまうが、電池はコンビニでも簡単に買えるので安心感がある。
だが個人的には充電式を推していきたい。
その最大のメリットはなんといっても明るさである(๑•̀ㅂ•́)و✧︎
電池式で同等の明るさを出そうとすると、かなり大型になるしランニングコストも悪い。
バッテリーが切れたら終わりだが、実際ツーリング中にライトをつける時間なんてせいぜい3時間くらいだろう。
それくらいだったら充電しなくても数日分はもつ。
バイパス沿いを走ってると、反対車線からの逆光で路面が全然見えない、なんて経験がある人も多いかと思う。それから夜の山道とかもツーリング中には誰しもが体験してるはず。
明るければ明るいほどいいというのは言うまでもないくらいだ₍ↂ⃙⃙⃚⃛︎_ↂ⃙⃙⃚⃛︎₎
さて、本題のVOLT 300だが…
◼︎明るさ
申し分ないくらいに明るい!!
東北ツーリングでは大活躍してくれた。
300 lmの明るさで、街灯のない夜道やバイパス沿いの逆光にも負けない。
いままでこれだったのが、
ノーマルでこのくらい。
◼︎サイズ
わりとコンパクト。サイコンがどんどんデカくなっていくから若干重なっちゃうな~
◼︎ランタイム
公称は次の通り。
点灯(ハイ);約3時間
点灯(ノーマル);約8時間
点灯(ロー);約18時間
ハイパーコンスタント;約11時間
点滅;約60時間
う~む
正直ランタイムに関しては少し物足りない。
まぁでもこのサイズと明るさを考慮したらこんなものなのかな?
さらなる開発に期待したいところだね(੭˙꒳˙)੭
◼︎まとめ
明るさ、サイズ、ランタイムのバランスが良く、非常にコストパフォーマンスが高い。
もちろんCATEYEの中にはこれよりももっと優れたものが揃えてあるが、正直そこまでは求めていない。
トータル的なバランスがとれているvolt300は買って損は絶対にしないツーリング必需品と言い切れるだろう。
終わり。