【伊勢志摩】ちょっと自転車で赤福ぜんざい食べに伊勢へ行ってきた その1

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時は師走。
霜も降り始めるくらいに寒さが身体を突き刺す。
温まりたくない?

冬といえば “赤福ぜんざい” だ。

食べねば(使命感
さて、赤福ぜんざいと言えば言わずと知れた伊勢名物である。
赤福餅の誕生はおよそ300年前。形は伊勢神宮神域に流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、餅につけた三筋の形は清流、白いお餅は川底の小石を表しており、名は『赤心慶福』の言葉から二文字をとって『赤福』と名付けたと言われている。
と、赤福のホームページに書いてある。
そして伊勢といえばリアス式海岸特有の絶景が堪能できる。
天気は全国どこを探しても晴れだ!

行くっきゃねぇ。

行かなきゃ前世と現世と来世の自分に申し訳ねぇ。
かわいい自分には旅をさせよ、って縄文時代から言われてる。
名古屋駅に着いたのが23時ごろ。

輪行解除。

うん。やっぱり闇に映えるしカッコイイしエロい。
さて、出発する前に何か欲しい。お昼に食べて以来何も入れてない胃袋を物理的に満たしたい。
そこで、味噌カツですよ’`,、(‘∀`) ‘`,、
“松乃家”というお店で、まずお店に入って見たことのある景色が広がっていた。そして見たことのある券売機、聞いたことある機械音、使ったことのある食券。
完全に松屋フーズやないかーい!!!

うむ、美味い。100%だ。

深夜までやってるし手軽にこの美味しさの味噌カツが食べれるなら充分だろう。
そして日付が変わるとともにサドルにまたがり出発!おら、ワクワクすっぞ!

なんといっても“赤福ぜんざい”だもの。

伊勢に到着して直ぐにでも食べたい。
そこから逆算すると、名古屋から深夜に自走すれば開店とともにお店に入れる。
プランはそんなもんで、あとは何にも決めてない。
いいの、それで。旅は自由でなければね。
R23号で伊勢方面へ。
さすがに12月というのもあって、やはり寒い。
気温はおよそ5℃。
だがむしろちょうどいい。
ある程度の冬装備でこの気温、動き始めてさえしまえば暖かくなる。
名古屋港付近は川を越えるのとバイパスを避けるのとでなかなか進まなかったが、それ以外はなかなか良いじゃないか。
ある程度道幅もあって、交通量もそこそこに。
四日市の工場夜景。
なるほどこれは綺麗だ。
とは言え、やはり工場地帯なだけあって、トラックは多いし排ガスも凄いし何より臭い( ˙-˙ )
写真もそこそこに脚を速める。
伊勢まで62km!
工場地帯を抜けるとトラックも街灯も無くなり、街から光が消えた。

月明かりが嬉しい。

冬の夜は空気がとても冷たい。
吐息がどんどんその白さを増していく。
ただただ無心になって、全身で感じとった。
五感が喜んでるってこういうこと。
東の空が色付き始めた。

この世で最も美しい瞬間である。

ァァァァァ……

 

昇りゆくオレンジに世界が染まる。

伊勢まで、もう少し。
そして、

ついたぁぁああぁあ!!!

初めまして伊勢神宮!
脇にある二輪車用駐輪場に止め、赤福を目指して脚を進める。
さすがに伊勢観光の中心地だ。
朝8時でもう大変な人混みである。
それもそうか、なにせ全国の神社のトップだもの。
しかし今回は伊勢神宮には興味などない。
“赤福”だ!!!

赤福本店に凸。

うーん素晴らしい’`,、(‘∀`) ‘`,、

まだ何も見ていないがこれだけ充分そそられる。

伊勢だより。

どうやら毎日更新されているらしい。
あーんもう風情〜’`,、(‘∀`) ‘`,、
伊勢だよりを読みつつソワソワしているとやってまいりました!

盆!!!

赤福ぜんざいは本店から少し離れた店舗で取り扱っているようで。
でももちろん本店にまで来て何も食べないわけにはいかない。
本日の絶景をカメラでパシャパシャ(これに数分
素晴らしい!
いただきます。
『・・・(んふぅ)』
『・・・(ズズズ)』
『・・・(んふぅ)』
無 言 の 完 食 ✌(‘ω’≡’ω’)✌
ひたすらに、ただひたすらに食べた。
これが赤福…!
最高すぎやしねーか!?!?
通りへ出ると、街が動き出していた。

いろいろなお店が出ている。

イイ香りだ…至る所から強烈な誘惑の波が迫ってくる。
敗北’`,、(‘∀`) ‘`,、
松坂牛コロッケ。
これがまた美味しい!!!
アツアツの、ホクホクの、カリカリの。
サイズもお値段も完璧だ。食べ歩きの最適解である。
『さて、と。』
開口1番、渾身の

『赤福ぜんざい1つ。』

人生で一度は言ってみたいセリフベスト10’`,、(‘∀`) ‘`,、

キターーー!!!

いただきます。
『・・・(略)』
 
『・・・(略)』
 
『・・・(略)』
 
無 言 の …(略)✌(‘ω’≡’ω’)✌
 
こんなのズルい。絶対美味いに決まってる。
一口で、どこか深い味わいのある“甘み”が口いっぱいに広がる。
至高…!!!
そして塩昆布がさらにその美味しさを助長する。
口の中の甘さを“消す”というより“整える”と言った表現が1番しっくりくる。
 
素晴らしすぎる。
完全勝利だ。
 
冬の赤福ぜんざいに間違いない。
異論は認めない。
 
 
本日のメインイベント終了’`,、(‘∀`) ‘`,、
 
あとは自由時間だ!!!
海でも見に行こうかしらん?
 
 
 
つづく。
 
 
 
おまけ。