【北海道自転車漂流記】2日目 絶景オホーツクライン(猿払村 – 紋別市)

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知らない天井だ。
時刻は午前4時。
9月とは思えないほど冷え切った朝を迎えた。
寒さで張り詰めた空気を切り裂くように、浜辺に打ち付けられるオホーツク海の波音が響く。
世界が眠っているからこそ聞ける音だ。
そんな音が全身を包み込んでくれる朝を迎えた。
静かだ。
もう少しだけゆっくり聞こう、そんな想いを胸に寝返りを打つ。
……
以上、理想でした。
以下、現実↓
私「サムイサムイサムイサムイサムイサムイサムイサムイサムイガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク」
波「ダーン!!!!!ダダダダーン!!!!ドーン!!!!ダーン!!!!ダダダダーン!!!!!ダッダーン!!!!!ザッパーン!!!!ダーン!!!!!」
寝れるかボケェ!!!!!( ꒪ д꒪ ⊂︎彡☆︎))Д´)
寒すぎワロタ。いや笑えない。
その気温、なんと9℃。
試されてるぅ:(;゙゚’ω゚’):
完全に大地に試されてるぅ:(;゙゚’ω゚’):

ホット缶コーヒーと前日購入しておいた潰れたオニギリを食べるなど。

ホッと一息。ホットだけに。
???
テントを撤収し、いざ本格ライドへ。

素晴らしい天気だ。
つい数日前まで台風直撃の予報だったのが日に日に反れてこの青空である。

右に牧場、左にオホーツク海を眺む一本道を行く。

波が強すぎてその波しぶきで海岸線が霞んでる。

国道238号、「オホーツクライン」を下る。
日本最北端の国道であり、網走市から稚内市を結ぶ総距離300km以上の別名「宗谷国道」だ。
その名の通り、始点から終点までオホーツク海を望む沿岸を小さな町を繋ぎながら南下していく。

天空感が凄い。

進んだら二度と戻ってこれない気がする。

道の駅を出てから数十キロ、もちろん信号は無いし十字路もない。

気づいてしまったが、信号機付きの十字路がある町は栄えているといっても過言ではない。

湿原とか白樺とか、北海道らしい景色。

まさかの小学校出現。

しかも開校100周年と意外と歴史のあるところなようで。
時折稚内市行のバスが通るくらいで、アクセスは悪いし周りには湿原と海しかないのにどうやって100周年も維持してきたのだろうか?
小学生のうちから運転免許取らせてあげないと大変だよここは。

ようやく交通量が増えてきた。

主要国道らしく、自家用車だけじゃなくトラックも多い。
道は広いし信号もないため流れはスムーズ。
とは言え、まっすぐと続く道路の延長線に1台車が常にあるくらいだ。

牧場が増えてきた。(臭いが増えてきた)

“田舎時間”とでも言うのか、時間の流れが遅く感じる。

目的地がない分、余計にそうだったのかもしれない。
ちょっと進んでは立ち止まり、カメラを構える。
あ、さっきのところの方が良かったかもとか、もう少し行った方がいいかなとか、時間に縛られないスタイルが続く。
ツーリングとカメラの相性って抜群に良くて、カーブを一つ曲がる度に絶景が広がるからその度に立ち止まってカメラを構えたり。

もういっそのこと走るのやめちゃおうかな、でもこの先もっと綺麗な景色が待ってるかもしれない!ね〜ハムたry(ロコちゃん風)

浜紋別町に入り、この日初めての信号機付き十字路。
猿払村の道の駅を過ぎてから数十キロ、ようやく街(と言ってもかろうじて街と言える施設がある程度だが…)に出会えた。昨日もう少し走っていたらと思うと…震えるぜ。
牧場を抜けた先には待ち望んでいた景色が…!

あああああああああああああ

波強すぎ’`,、(‘∀`) ‘`,、

キラキラしてる。
遮るものが何もない。
男たちのメロディを口ずさみながらオホーツク海を横目に走り抜ける。
もともと鉄腕DASHの影響もあって、いつかソーラーカーで日本一周みたいに海岸線を走りたいと思っていたが、当時はどうせ社会人になったら時間もないしお金もないし、とか本気でやろうとなんて思っていかった。そもそも行動力なんて欠片もなかった自分がいた。
まさか自転車で全国を走り回るようになるとは、、、

自然と科学のコラボ。

北海道にはやたらと風車が多い。
宗谷ウィンドファームはもちろん、いたる所に設置されている。
遠くから見ている分には絵になる景色だが、ワリとデカい。
小さな低音でヴゥゥゥゥゥンと唸りながらもの凄い勢いで羽が回っている姿を間近で見ると、案外怖いぞコレ:(;゙゚’ω゚’):

海岸線を走り進めると、“いかにも”な岬がある。

最果て感満載なその岬は、調べてみるとどうやら「北見神威岬」らしい。
名前からしてワクワクが止まらん’`,、(‘∀`) ‘`,、
ちょっと道を外れて寄ってみることにしたが、

は💢💢💢💢💢💢💢💢

落石があるらしく、当面の間通行止めらしい・*・:≡︎( ε:)

(絶対楽しい)

仕方がないので大人しくトンネルをくぐって向こう側へワープ。

すると、トンネルの向こうに北見神威岬公園があるとの事で、コレは寄るしかない!

(というかトイレが限界)

たんぽぽが迎えてくれた。

たんぽぽ × cannondale

CAAD10はいいぞ。

海を眺めながらしばし休憩。

こう絶景が続くと脳がお腹いっぱいになってしまう’`,、(‘∀`) ‘`,、
急ぐ旅でもない、気ままに進もう。どんどん時間にルーズになっていくのが自分でも分かる。
少し進んだ所に北緯45°地点があるとの事で再び道を外れてみる。
どうやら街中にあるらしいが、どんなスポットなのだろう?

危うく見逃すレベルでした。

少しずつ文明の発達が感じられる景色になり、そしてちょうどお昼頃に道の駅「枝幸」に到着。

匂う匂うぞ…美味そうな匂いだ…。

デデン!海鮮ラーメン!

カニおっきい!エビおっきい!
🦀🦐エビカニクス🦐🦀
ネットに載ってるような良い食材を使った有名店もいいが、こうやって地元で採れたものを大衆食堂で食べるのもまた良さみが深い。
お腹を満たしたところで次の町へと進む。
いかんせん“次の町”というのが40km単位で、その間にコンビニも何もないから死活問題だ。

なんか跳ねてる。

激写ぁあ!!!

鮭が遡上しているのかな?そろそろ海鮮丼も食べたくなってきたぞ( ˘ω˘ )</d

何もないのが“なんか良い”を全身で感じとってる。

海沿いの気持ちよさ is 至高

すぐ海が見える所に牧場って凄い。

なんかミルクとかしょっぱそう🥛
根拠は基本無い。

Windowsのデスクトップ感。

雄武(オウム)町あたりからようやく文明らしさが出てきた。道沿いに当たり前のように住宅が立ち並び、スーパーもあるし学校も普通にある。日常が非日常になりつつある自分が少し怖かったりして。
興部(オコッペ)町はさらに活気があってしっかりとした町だ。噂によると機関車に宿泊できるライダーハウスがあるらしいので是非とも泊まってみたかったが、時間に余裕がありすぎるので今回はスルー。もう少し進んだ所に紋別市という大きめの集落…いや、市があるからそこまで行って今日は終わりにしよう。

日が少しずつ傾きつつある。

見える景色は壮大なんだが、広すぎる景色は写真で撮るとその雄大さが残せないのが残念だ。
何度も何度も撮り直していい構図にならないか試してみたが、どうも素人には難しい。
敷地内に入るか、ドローンで上空から撮影するかしないとダメなんだろうな。
あとはある程度コンパクトな景色の方が、綺麗に収まってくれて逆に雄大に見えたり。

紋別市へ向かう海沿い1本道を進む。

そして日が暮れる前に無事に道の駅「オホーツク紋別」に到着。

なんもねぇ……。
トイレと駐車場しかねぇぞ……。
前日の猿払村がどれだけ恵まれた所だったかがよく分かる。
仕方がないのでまずは温泉探し♨️

数キロ離れた所にあるホテルの温泉を堪能。

なんとここ、洗濯機付き!!!
これは素晴らしい!!!
回し終わった洗濯物が入っていたので、とりあえず雑に放り出し、酷使したジャージ達をぽんぽん投入。
マッサージチェアに座りながら北海道放送の番組をひたすら眺め、コーラをぐびぐびしていたが、いい加
減飽きたので道の駅に戻ることに。
屋根つきのテントが設営できそうな所…まぁ近くの海岸沿いの公園という手もあるが、どうも今宵は風が強い。
強いというか、かなり暴れてる。
少しでもいいからこの風を弱められるような所…がないんだよなぁ〜( ˘ω˘ ) スヤァ
と、いうことで建物の壁際に強行設営!
風強すぎてなかなか組み上げられなかったが、なんとか形に収めたところで寝袋にくるまる。
明方の冷え込みが少し心配だったが、今朝は特別寒かったって地元のおっちゃんが言ってた!
で、あれば明日は平気だろう。
疲れもあり、スマホを閉じるなり眠気に敗北。
明日は、どんな景色が待っているのだろう?
つづく。
2日目(猿払村 – 紋別市)
走行距離160.23km
総距離217.10km